画像の容量を小さくする方法(パソコン・iPhone・スマホ)
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申請フォームで「ファイルサイズが大きすぎます」と表示された、メールに写真を添付したら送れなかった、スマホの空き容量が足りない。画像の容量を小さくしたい場面はよくありますが、たいていはパソコンやスマホに最初から入っている機能で対応できます。
このページでは、Windows・Mac・iPhone・Androidそれぞれの標準機能を使った手順と、縦横のサイズを変えずに容量だけを減らす方法、メールで送るときの目安を紹介します。「100KB以下」のように容量を指定されている場合は、ブラウザだけで使えるFormShrinkでの方法も参考にしてください。
目次
まず知っておきたい、画像の容量が決まる3つの要素
画像の容量(ファイルサイズ)は、主にピクセル数(縦×横の画素数)、保存形式(JPG・PNGなど)、画質(圧縮の強さ)の3つで決まります。スマホで撮った1200万画素(4032×3024ピクセル)の写真なら、JPGで1枚2〜5MB程度になるのが普通です。
いちばん効果が大きいのは、ピクセル数を減らすことです。長辺を半分にすると画素数は4分の1になり、容量も大きく下がります。次に効くのが形式の変更で、写真がPNGで保存されているなら、JPGにするだけで数分の1になることがよくあります。JPGの画質を80前後まで下げるのも効果的で、画面で見る限り違いはほとんどわかりません。
位置情報や撮影日時などのメタデータ(EXIF)を削除しても容量は減りますが、減るのは数KB〜数十KB程度です。ほかの方法と組み合わせるものと考えてください。下の表は、用途ごとのおおよその目安です。
パソコン(Windows)で画像の容量を小さくする
Windows 11・10なら、標準の「フォト」アプリで写真を縮小するのがいちばん手軽です。フォトアプリはバージョンによって画面が少しずつ異なりますが、基本の流れは下の手順のとおりです。
「ペイント」を使う場合は、「サイズ変更と傾斜」(Ctrl+W)でピクセル数を縮小してから、「ファイル」→「名前を付けて保存」→「JPEG画像」で保存します。PNGのスクリーンショットや写真をJPGで保存し直すだけでも、写真なら容量は大きく下がります。ただし、ペイントではJPGの画質を指定できません。
- 画像を右クリックし、「プログラムから開く」→「フォト」を選んで開きます。
- 画面上部の「…」(もっと見る)をクリックし、「画像のサイズ変更」を選びます。
- 「縦横比を維持」をオンにしたまま、ピクセル(またはパーセント)で幅か高さを入力します。迷ったら長辺1,920pxが目安です。
- 「品質」のスライダーが表示される場合は80%前後に下げ、「保存」(バージョンによっては「サイズを変更したコピーを保存」)で元の画像とは別に保存します。
Macで画像の容量を小さくする
Macでは、標準の「プレビュー」でピクセル数の縮小とJPGの画質調整の両方ができます。どちらか一方でも効果はありますが、写真なら両方を組み合わせると確実に小さくなります。
複数の画像をまとめて処理したいときは、Finderで画像を選んで右クリックし、「クイックアクション」→「画像を変換」(macOSのバージョンによっては「イメージを変換」)を使う方法もあります。形式をJPEGにして画像サイズを小・中・大などから選び、「メタデータを保持」をオフにすると、位置情報などのメタデータも削除されます。
- 画像をダブルクリックして「プレビュー」で開きます。
- メニューの「ツール」→「サイズを調整」を選び、「縦横比を固定」と「画像を再サンプル」(古いmacOSでは「イメージを再サンプル」)がオンになっていることを確認します。
- 単位を「ピクセル」にして幅か高さを入力します。ダイアログの下部に変更後のサイズの目安が表示されるので、確認して「OK」をクリックします。
- さらに小さくしたい場合は「ファイル」→「書き出す」を選び、「フォーマット」をJPEGにして「品質」のスライダーを左へ動かし、「保存」をクリックします。
iPhoneで画像の容量を小さくする
iPhoneの写真は、初期設定では「高効率」(HEIC形式)で保存されます。HEICはJPGの半分ほどの容量で済む効率のよい形式ですが、パソコンや一部のWebサイトでは開けない、アップロードできないことがあります。「設定」→「カメラ」→「フォーマット」で「互換性優先」を選ぶと、これから撮る写真はJPGで保存されます(1枚あたりの容量はHEICより大きくなります)。
撮影済みの写真を小さくする方法は、目的によって使い分けます。
メールで送る場合:標準の「メール」アプリで写真を添付すると、「小」「中」「大」「実際のサイズ」から送信サイズを選べます(選択肢が表示されるタイミングや場所はiOSのバージョンによって異なります)。画面で見てもらうだけなら「大」で十分なことがほとんどです。
縮小した写真を保存したい場合:「ショートカット」アプリで「写真を選択」→「画像のサイズを変更」→「写真アルバムに保存」の順にアクションを並べると、選んだ写真を指定した幅に縮小して保存するショートカットを作れます(iOSのバージョンによっては「イメージのサイズを変更」と表示されます)。一度作っておけば、次からはタップするだけで使えます。
画質を調整してJPGに書き出したい場合:iOS 26以降の「プレビュー」アプリで画像を開き、ファイル名の横のボタンから「書き出す」を選んでフォーマットをJPEGにすると、「サイズ」のスライダーで容量と画質を調整できます。写真アプリの写真は、共有メニューの「“ファイル”に保存」でいったん「ファイル」アプリに保存してから開きます。
KB単位で指定したい場合:SafariなどのブラウザでFormShrinkを開けば、アプリを入れなくても目標サイズを指定して圧縮できます(手順はこちら)。HEIC形式のファイルは読み込めないため、読み込めないときは「互換性優先」で撮った写真を使うか、上の方法でJPGにしてから追加してください。
Androidスマホで画像の容量を小さくする
Androidは機種によって標準アプリが異なります。Galaxyの「ギャラリー」アプリなら、写真を開いて編集(鉛筆アイコン)→「︙」→「サイズ変更」で、元の何%に縮小するかを選べます。そのまま保存すると元の写真が上書きされるので、残しておきたい場合は「︙」から「コピーを保存」を選んでください(表示は機種やOne UIのバージョンによって異なります)。
Googleフォトには、写真1枚ずつの容量を小さくする機能はありません。バックアップの画質を「保存容量の節約画質」にすると、クラウドに保存される写真は1600万画素を超える場合に縮小・圧縮されますが、スマホ本体の写真はそのままです。
これから撮る写真を軽くしたいなら、カメラアプリの設定で写真のサイズ(解像度)を確認しましょう。5000万画素などの高画素モードで撮っていると1枚の容量が大きくなるため、普段は標準の画素数に戻しておくと扱いやすくなります。
機種を問わず同じ手順で使えるのが、ChromeなどのブラウザでFormShrinkを使う方法です。写真を選んで目標サイズを入力するだけで、アプリを入れずに圧縮できます。圧縮した画像は、通常は「ダウンロード」フォルダに保存されます。
ブラウザでKB指定して容量を小さくする(FormShrink)
「100KB以下」「2MB以内」のように容量の上限が決まっているなら、目標サイズを入力するだけで済む方法が早くて確実です。FormShrinkの画像圧縮ツールは、パソコンでもスマホでもブラウザだけで動きます。画像は端末の中で処理され、サーバーにアップロードされることはありません。無料で、登録も不要です。
よく使う容量は、設定済みのページから始めると手間が省けます。20KB以下・50KB以下・100KB以下・200KB以下・500KB以下・1MB以下・2MB以下のほか、画質を指定してJPGに圧縮するJPG圧縮も用意しています。
- 画像圧縮ツールを開き、「ファイルを選択」を押すか、画像をドラッグ&ドロップします。JPG・PNG・WebP・GIF・BMP・TIFFに対応し、1回に最大10枚(1枚50MBまで)追加できます。
- 形式や容量に条件がなければ「スマートモード」のままで構いません(出力形式は自動で選ばれます)。容量の上限があるときは「詳細モード」に切り替え、「出力形式」をJPEGにして「目標サイズ(KB、任意)」に数値を入れます。大きな写真は「画像サイズを変更」で長辺も小さくしておくと、目標に届きやすくなります。
- 「画像を圧縮」を押し、圧縮後の容量とプレビューを確認してから、「ダウンロード」または「すべてダウンロード」で保存します。
サイズそのままで容量だけ小さくする方法
「縦横のピクセル数は変えたくない」「あとで印刷やトリミングに使いたい」という場合は、ピクセル数以外の要素で容量を減らします。使えるのは、JPGの画質を下げる、形式を変える、メタデータを削除する、の3つです。
写真なら、JPGの品質を80前後にするだけで、撮影したままのファイルよりかなり小さくなることが多く、画面で見比べても違いはほとんどわかりません。PNGで保存された写真なら、JPGに変えるのがもっとも効果的です。一方、スクリーンショットやロゴのように文字や線がはっきりした画像は、JPGにすると輪郭がにじみやすいため、PNGのまま使うほうがきれいです。
FormShrinkでは、「詳細モード」で「画像サイズを変更」をオフにしたまま、「出力形式」をJPEGにして「目標サイズ(KB、任意)」を入力すると、ピクセル数を変えずに、指定した容量に収まるいちばん高い画質を自動で探します。画像を2MB以下に圧縮するページは、最初からこの設定(リサイズなし)になっています。
ただし限界もあります。画質を下げられる範囲には下限があるため、1200万画素の写真をサイズそのままで100KB以下にするのは難しいことがほとんどです。また、20KB〜1MBのプリセットページは長辺を800〜4096pxに縮小する設定になっているので、サイズを保ちたい場合は「画像サイズを変更」をオフにしてから圧縮してください。
メールで送る画像の容量を小さくする
Gmailで1通に添付できるのは合計25MBまでで、それを超えるとGoogleドライブのリンクに切り替わります。会社や学校のメールでは、1通あたり数MB〜10MB程度に制限されていることも珍しくありません。
添付ファイルは送信時に文字データに変換(エンコード)されるため、実際に送られるデータは元のファイルの約1.3倍になります。上限ぎりぎりではなく、余裕を持たせておきましょう。
画面で見てもらうだけの写真なら、長辺1,600〜2,000px、1枚300KB〜1MBで十分きれいに見えます。10枚送るなら1枚500KB以下にそろえると合計5MB程度に収まり、ほとんどのメール環境でそのまま送れます。まとめて処理するなら500KB以下に圧縮するページや1MB以下に圧縮するページが便利です。
iPhoneの「メール」アプリでは送信時のサイズ選択が使えます。Macの「メール」でも、画像を添付すると差出人の下に「イメージサイズ」のメニューが表示され、「小」「中」「大」「実際のサイズ」から選べます。ExcelやPowerPointの資料に貼った画像が原因でファイルが重い場合は、Officeで画像を圧縮する方法を参考にしてください。
画像の容量についてよくある質問
画像の縦横のサイズを変えずに、容量だけ小さくできますか?
できます。JPGの画質を少し下げる、写真をPNGからJPGに変える、メタデータを削除する、といった方法ならピクセル数はそのままです。FormShrinkでは「詳細モード」で「画像サイズを変更」をオフにしたまま目標サイズを指定すると、縦横のサイズを変えずに圧縮できます。ただし、画素数の多い写真をごく小さな容量にしたい場合は、縮小も必要になります。
解像度(dpi)を72に下げれば、容量は小さくなりますか?
dpiの数値を変えるだけでは、容量はほとんど変わりません。dpiは印刷するときの大きさを決める情報で、データ量を決めているのはピクセル数だからです。Macのプレビューのように「画像を再サンプル」をオンにして解像度を下げた場合は、実際のピクセル数も減るので容量が小さくなります。
容量を小さくすると、画質は落ちますか?
JPGの画質を下げたりピクセル数を減らしたりすると、画質は多少なりとも落ちます。ただ、品質80前後で、表示する大きさに見合ったピクセル数を残しておけば、画面で見る限り違いに気付かないことがほとんどです。圧縮した画像は元に戻せないので、オリジナルは別に残しておきましょう。
iPhoneの写真(HEIC)がアップロードできません。どうすればいいですか?
HEICに対応していないサイトやツールでは、JPGにする必要があります。これから撮る写真は、「設定」→「カメラ」→「フォーマット」を「互換性優先」にするとJPGで保存されます。パソコンに取り込むときは、「設定」→「写真」の「MACまたはPCに転送」を「自動」にしておくと、互換性のある形式に変換されます。FormShrinkもHEICは直接読み込めないため、JPGにしてから追加してください。
WindowsとMacで、同じ画像の容量表示が違うのはなぜですか?
Windowsのエクスプローラーは1KB=1,024バイト、MacのFinderは1KB=1,000バイトで計算しているためです。同じファイルでも、Macのほうが数%大きく表示されます。「100KB以下」のような指定がどちらの基準かわからない場合は、目標を95KBなど少し小さめにしておくと安心です。FormShrinkの目標サイズは1KB=1,024バイトで計算しています。
画像をアップロードせずに圧縮できますか?
FormShrinkは、画像の読み込みから圧縮までをすべてブラウザの中で行うため、画像がサーバーに送られることはありません。圧縮後の画像には、位置情報や撮影日時などのメタデータ(EXIF)も含まれません。外部のサービスに送りたくない仕事の資料や、家族の写真にも使えます。
この作業に使えるツール
- 画像を100KB以下に圧縮応募フォームの写真やブログ画像を100KB以下のJPGに。長辺1280pxへ自動縮小、アップロード不要。
- 画像を50KB以下に圧縮申請フォームの顔写真や書類画像を50KB以下のJPGに。長辺1024pxへ自動縮小、アップロード不要。
- 画像を200KB以下に圧縮ブログのアイキャッチや商品画像を200KB以下のJPGに。フルHDまで自動縮小、アップロード不要。
- 写真を1MB以下に圧縮スマホで撮った数MBの写真を1MB以下のJPGに。一般的な写真なら画素数はそのまま、アップロード不要。
- JPG圧縮JPEG写真を品質80で保存し直して容量を削減。PNG・WebPからのJPG変換やKB指定にも対応。
- 画像圧縮 – JPG・PNG・WebPの容量を無料で小さく